1月27日に愛媛県資格障害者協会の方々42名(うちガイドの方は19名)が来館されました。これに先立って、私たちは目の不自由な方でも何とか当館を楽しんでもらえないかと考え、お香の体験や蓄音機で昔のレコードを聞く体験プログラム等を準備していました。今回はその中の一つ、私が担当した土器を触るプログラムを紹介したいと思います。
事前に、来館者を3つの班に分けていただいていたので、1回につきおよそ14名前後の参加者で実施しました。早速、皆さんに椅子に座っていただいたあと、各々に縄文土器、弥生土器、須恵器の破片を配り、触ってもらい、質感等の違いについて感じたことを述べていただきました。次にそれぞれを完全な形に復元したもので、全体のプロポーションを確認、比較をしてもらい、感じたこと、分かったことを発言していただきました。時代、場所、用途の違い等いろいろな意見が出ました。
次に、縄文土器が作られた背景を考えてもらうため、縄文人の食事の説明をした後、現代のドングリ4種(クヌギ、スダジイ、シラカシ、コナラ)を触ってもらい、形の違いについて認識していただきました。その後、実際にドングリをすりつぶしていたと考えられる道具(磨石、磨皿)にも触っていただきました。
皆さん普段はなかなか触ることのできない本物の土器に触ることができ、大変満足されたご様子でした。