いまからちょうど2年前。愛媛県歴史文化博物館では、平成30年7月の西日本豪雨の発生直後から、洪水によって水損した歴史資料等の保全、対処方法に関するご相談、お問い合わせが数多く寄せられました。そして愛媛資料ネット(2001年芸予地震を機に県内の歴史資料等の保全のため結成されたネットワーク)、県、市町教育委員会、博物館等と協力しながら資料保全の活動を進め、その作業は現在も継続しています。
この西日本豪雨後の愛媛県歴史文化博物館の活動については、甲斐未希子学芸員が「平成30年7月豪雨における水損資料レスキュー-愛媛県歴史文化博物館での活動について-」(『愛媛県歴史文化博物館研究紀要』第24号、平成31年3月発行)を執筆、紹介しています。
この『研究紀要』での報告の中に「水損資料レスキューの手引き」が掲載されています(48~61頁)。古文書、冊子、アルバム、写真など資料が被災した場合の初動対応や、使用する道具、その後の処置方法などがまとめられていますので、ここに再掲します。(jpegファイル・14点)
※この「水損資料レスキューの手引き」に関するお問い合わせ先は次のとおりです。
愛媛県歴史文化博物館 学芸課(担当:大本)0894-62-6222













