愛媛県歴史文化博物館       お問い合わせ
歴博について フロア紹介 利用案内 交通アクセス
展示案内
特別展
テーマ展
常設展
展示スケジュール
トップ
 
テーマ展
「縄文時代の精神文化―“心”のよりどころ―」
開催期間 平成30年3月24日[土] ~ 9月3日[月]
開館時間 9:00~17:30(展示室への入室は17:00まで)
会場 考古展示室
休館日 月曜日(但し、第一月曜日は開館、翌日休館)
観覧料:常設展観覧券が必要
大人(高校生以上) 510円(410円)
65歳以上 260円(210円)
※中学生以下は無料
※( )内は20名以上の団体料金

 山や海を舞台に、狩猟や植物採集、漁撈を主な生業とした縄文人のくらしは、ともすれば原始的なイメージで捉えられがちですが、彼らが残した遺物をみると、高度な技術や豊かな精神文化を感じさせてくれます。しかし、なかには実用的な道具類とは違って、明確な用途が分からないものも数多く存在しており、これらの用途不明の遺物に関しては、一般的に、祭祀や儀礼の道具(精神文化関連遺物)としての性格が想定されています。このような遺物を手掛かりにして、当時の人たちの心に触れることは大変難しい作業なのですが、そのモノに託した想いについて、様々な想像を巡らすことは可能といえます。
 本県における縄文時代の精神文化関連遺物は、他地域と比較して、決して多いとはいえませんが、近年、資料も蓄積されはじめたことで、時期的・地域的な様相もうかがうことができつつあります。そうした資料の中には、生と死に関わったとされる土偶や石棒、呪術的色彩の濃い装身具、謎を秘めた石器や土製品などが挙げられ、こうした造形物は、縄文人たちの精神的な意識が投影されたものと考えられています。
 そこで本展では、本県各地の遺跡から発見された精神文化に関連する考古資料を集め、それらをとおして、製作した縄文人たちの生活様式や精神文化の一端を紹介することで、縄文人の“心”の在り様について触れていただければ幸いに存じます。

展示構成
  • 導入部:精神文化とは?“第2の道具”とは?
  • 第1章:縄文時代の生と死
  • 第2章:装身具から見た縄文時代
  • 第3章:縄文の祈り―異形遺物の世界―

主な展示資料
  • 祭祀道具関係(トロトロ石器・石棒・両頭石斧・大型石斧・注口土器・線刻礫・土偶・不明土製品他)
  • 墓制関係(甕棺・副葬品他)
  • 装身具関係(耳飾・首飾・腕輪他)

土器埋設遺構
松山市・北井門遺跡2次調査出土縄文土器
(愛媛県教育委員会蔵)

久万高原町・山神遺跡採集
玦状耳飾
(慶應義塾大学民族学考古学研究室蔵)

松山市・谷田Ⅱ遺跡出土
土製栓状耳飾
(当館蔵)

久万高原町・上黒岩岩陰遺跡出土装身具
(久万高原町教育委員会蔵・当館蔵)

松山市・猿川西ノ森遺跡出土トロトロ石器
(当館保管)
主な展示遺跡
上郷遺跡(新居浜市)、江口貝塚(今治市)、船ヶ谷遺跡(松山市)、北井門遺跡(松山市)、上黒岩岩陰遺跡(久万高原町)、犬除遺跡(宇和島市)、岩谷遺跡(鬼北町)、平城貝塚(愛南町) ほか

関連講座
考古講座
開催日時・場所 講座名・講師
平成30年6月23日[
13:30~15:00
第1・2研修室
「いま愛南町がおもしろい!―県最南端の考古学事情―」
松本 安紀彦氏(愛南町教育委員会)
平成30年7月1日[
13:30~15:00
第1・2研修室
「縄文時代の精神文化を考える―テーマ展のみどころ―」
兵頭 勲(当館専門学芸員)
平成30年8月25日[
13:30~15:00
第1・2研修室
「いま注目の新谷古新谷遺跡(今治市)の魅力を語る」
石貫 弘泰氏((公財)愛媛県埋蔵文化財センター)
※事前申し込みが必要です。詳しくは博物館までご連絡ください。
>>お申し込みはこちら




「よろいかぶと」
開催期間 平成30年4月21日[土]~6月17日[日]
開館時間 9:00~17:30(展示室への入室は17:00まで)
会場 文書展示室
休館日 月曜日(但し、第一月曜日は開館、翌日休館)
観覧料:常設展観覧券が必要
大人(高校生以上) 510円(410円)
65歳以上 260円(210円)
※中学生以下は無料
※( )内は20名以上の団体料金

 日本では、むかしからさまざまな戦いがくり返されてきました。「よろいかぶと」は、戦いのとき、矢や刀などの攻撃から自らの体を守るための武具です。
 この展示では、江戸時代の大名家に伝わった「よろいかぶと」のほか、武家に伝わった武具について展示します。また、体験コーナーでは、兜を着用して写真撮影もできます。
 「端午の節句」に「よろいかぶと」などをかざることは、わざわいから身を守り、子どもの健やかな成長を祈る習わしとして江戸時代から広まりました。この機会に、貴重な「よろいかぶと」や武士が備えた武具の数々をご覧いただくとともに、兜をかぶることで歴史を体感してください。

展示構成・主な展示資料
項目 内容 主な展示品
「よろいかぶと」の体験 子供用兜の記念写真コーナーを常時設置するとともに、GWによろいの着付け体験を実施。 ・大鎧(復元)
・子供用兜《兜をかぶる体験コーナー》
殿様の「よろいかぶと」 大洲藩加藤家・松山藩松平家など、伊予諸藩の大名家に伝来した甲冑を展示する。 ・大洲藩主加藤泰興所用の甲冑
・松山藩主松平定功所用の甲冑
 ほか
武家のそなえ 甲冑とともに武士の必需品である武具類について、伊予の大名や家中に伝来した資料を展示。 ・西条藩松平家伝来の武具
・大洲藩加藤家伝来の武具
 ほか

関連事業
  • 「よろいの着付け体験」
     (5月3日~6日、各日先着60名)[場所:文書展示室内]
  • 「かぶとをつくろう」
     (4月21日~5月6日の土曜・日曜・祝日、GWイベント日 参加費650円)[場所:こども歴史館]

紺糸威桶側二枚胴具足(大洲藩主加藤泰興所用)
江戸時代前期/如法寺蔵・当館保管
大洲市指定文化財
大洲藩2代藩主加藤泰興(慶長16(1611)年~延宝5(1678)年)が、寛永14(1637)年に島原の乱が起こった際、出陣するために用意した「よろいかぶと」。兜と陣羽織には鵜の羽毛を植え込まれており、個性的な作り。
緋色段塗二枚胴具足(松山藩主松平定功所用)
江戸時代中期/当館蔵
鎧を入れる櫃に「定功公光輝院様」と貼り紙があることから、松山藩7代藩主松平定功の「よろいかぶと」と考えられます。胴をはじめいろいろな部分が、赤色・銀色・黒色・金色の漆で塗り分けられており、大名が持つにふさわしく見た目にも華やかな作り。
金梨地隅切葵紋散毛抜形太刀拵(西条藩松平家伝来)
江戸時代/当館蔵
抜形太刀拵は、平安時代中期貴族に流行した拵で、柄地板を毛抜形に透かしたもの。鎌倉時代以降は透かしとせず毛抜形を打出しとするようになった。鞘は金梨地に隅切葵紋を金蒔絵で施し、銀無垢総金具であるが、口と縁は銀磨地となっている。鐔には室町末期美濃の刀工「兼元」(関孫六兼元)の彫り銘がある。



トップ
このページの先頭へ

このホームページに含まれるデータは愛媛県歴史文化博物館が著作権を保有しています。掲載情報の許可無き転載を禁止します。
All Rights Reserved Copyright © 2009 MUSEUM of EHIME HISTORY and CULTURE. (JAPAN)