展示案内特別展・テーマ展 詳細
展示概要
- 会場
- 愛媛県歴史文化博物館 企画展示室
- 会期
- 2022年2月11日(金・祝)~4月7日(木)
- 開館時間
- 午前9時~17時30分(展示室への入室は17時まで)
- 観覧料
-
大人
(高校生以上)高齢者
(65歳以上)中学生以下 特別展観覧券 400円 200円 200円 共通観覧券
(特別展+常設展)720円 360円 200円 - 休館日
- 2月14日(月)・2月21日(月)・2月28日(月)・3月8日(火)・3月14日(月)・3月22日(火)
開館日カレンダーはこちら
主な展示資料
- 『古事記』愛媛県立図書館蔵/江戸時代刊
- 『日本書紀』当館蔵/江戸時代刊
- 『万葉集』当館蔵/江戸時代刊
- 『懐風藻』当館蔵/江戸時代刊
- 『三教指帰』当館蔵/江戸時代刊
- 『古今和歌集』今治市河野美術館蔵/鎌倉時代写
- 『古今和歌集仮名序』当館蔵(複製)
- 『和漢朗詠集』今治市河野美術館蔵/鎌倉時代写
市指定文化財 - 『伊勢物語』今治市河野美術館蔵/市指定文化財
- 『枕草子』愛媛県立図書館蔵/江戸時代刊
- 『源氏物語』今治市河野美術館蔵/鎌倉時代写
- 『源氏物語』愛媛大学図書館蔵/室町時代写
- 『伊勢物語歌留多』愛媛大学図書館蔵/江戸時代作
- 『大和物語』愛媛大学図書館蔵/室町時代写
- 『住吉物語』大洲市立図書館蔵/矢野玄道旧蔵
- 『とりかへばや物語』大洲市立図書館蔵/矢野玄道旧蔵
- 『釈日本紀(伊予国風土記逸文)』当館蔵/江戸時代刊
- 『平家物語』当館蔵/江戸時代刊
展示資料 約100点
愛媛県の県名の由来「愛比売(エヒメ)」
『古事記』
愛媛県立図書館蔵/江戸時代刊
純愛から禁断の恋まで
『源氏物語』
今治市河野美術館蔵/鎌倉時代写
男女の恋から親子愛や家族愛まで
『万葉集』
当館蔵/江戸時代刊
男と女が入れ替わる愛と苦悩
『とりかへばや物語』
大洲市立図書館蔵/江戸時代写
関連講座
2022年3月19日(土)13:30~15:00
- 歴史講座⑧
光源氏の栄華と終焉②
柏木からの女三宮への文を源氏は見つけてしまう
―事件の破局的展開へ―
講師 … 伊井 春樹(当館名誉館長)
※新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、予定や内容に変更が生じる場合があります。
関連ワークショップ
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ワークショップ
当日参加OK
文香をつくろう
会期中の土曜・日曜・祝日
10:00~11:30/13:00~15:30- 材料費
- 3つで200円(友の会会員は150円)
主催・後援
- 主催:
- 愛媛県歴史文化博物館
- 後援:
- 愛媛県市町教育委員会連合会・愛媛新聞社・NHK松山拠点放送局・南海放送・テレビ愛媛・あいテレビ・愛媛朝日テレビ・愛媛CATV・
ケーブルネットワーク西瀬戸・八西CATV・西予CATV・宇和島ケーブルテレビ・FM愛媛・FMがいや
本展では、『古事記』に見える木梨軽皇子(きなしのかるのみこ)と妹の軽大郎皇女(かるのおおいらつめ)との恋愛悲話や、『万葉集』に登場する恋に生きた額田王(ぬかたのおおきみ)、在原業平(ありわらのなりひら)が主人公とされる恋の物語『伊勢物語』等、愛媛の県名「愛」にちなんで、古代文学に登場する様々な「愛」(「恋愛」、「愛執」、「家族愛」等)のカタチを取り上げます。
また、当館の伊井春樹名誉館長が、昭和40年代に愛媛新聞連載「愛媛の文学資料」(全123回)にて、県内に所在する古代文学資料の名品を紹介しており、本展ではその中から、鎌倉時代や室町時代に書写された『古今和歌集』や『源氏物語』等を展示することで、豊富で幅広く継承された愛媛県内の古典籍の世界を紹介します。