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特別展「伊予松山城 城郭・御殿・城下町」

「九州・中国のかなめ所」と豊臣秀吉朱印状に記されるように、伊予は西国の押さえとして最重要視された地域でした。関ケ原合戦の後、その九州と中国をにらむ絶好の場所に、加藤嘉明により築かれたのが松山城です。嘉明は慶長7年(1602)、松山平野の中心にある丘陵の勝山に築城を始めます。その後、蒲生忠知を経て、徳川家康の甥に当たる松平定行が入り、以降幕末に至るまで御家門の久松松平家の居城となりました。
 本展覧会では、初期の松山城の姿からその歴史的変遷を、元禄期(1688〜1704)の松山を鳥瞰して緻密に描いた松山城下図屏風をはじめ、各時期の城下絵図を通じて紹介します。江戸時代が安定期に入った貞享4年(1687)には、4代藩主松平定直が二の丸から三の丸に御殿を移して、藩政の中枢とします。藩主の生活の場でもあった三の丸御殿については、御殿の北側部分とそれに面した池水庭園を描いた「三之丸絵」を展示します。また、初代藩主松平定行は、家督を嫡男の定頼に譲って松山郊外の東野に退き、御殿を建築するとともに茶室を設けるなどして、隠居生活を送ります。松山という近世都市の郊外に現れた別荘についても新たな要素として注目します。
 新しく発見された旧松山藩主久松家歴史資料も展示することで、最新の研究成果から松山城とその城下町の姿に迫ります。

展示概要

会場
愛媛県歴史文化博物館 企画展示室
会期
2026年9月19日()~11月23日(月・祝
開館時間
午前9時~17時30分(展示室への入室は17時まで)
観覧料
  大人
(高校生以上)
65歳以上 小・中学生
特別展観覧券 650円
[500円]
400円
[350円]
400円
[350円]
共通観覧券
(常設展・
新常設展・特別展)
900円
[750円]
650円
[600円]
400円
[350円]
※[ ]内は20名以上の団体料金
※ 未就学児は無料
休館日
9月24日(木)、28日(月)、10月6日(火)、13日(火)、19日(月)、26日(月)、
11月4日(水)、9日(月)、16日(月)
開館日カレンダーはこちら

主な展示資料

  • 元禄時代の松山城下を見下ろす
    松山城下図屏風 当館蔵  絵図・絵巻デジタルアーカイブ(外部リンク

  • 藩主が住む三の丸御殿をのぞく
    三之丸絵(久松家歴史資料)

  • 落雷で焼ける前の松山城の勇姿
    松山城下町天明図 関西大学博物館蔵

  • 幕末の松山城下の姿
    松山城下町嘉永図 個人蔵・当館保管
    絵図・絵巻デジタルアーカイブ(外部リンク

  • 現在とは異なる松山城本壇の姿に迫る
    初期松山城のイラスト 著作(作画):香川元太郎氏 当館蔵

  • 初代藩主が愛した緑豊かな別荘
    竹茶屋之分東野茶屋屋形絵図(久松家歴史資料)

展示解説会

開催日
2026年9月20日(
時 間
13:00~
講 師
井上 淳(当館学芸課長)
会 場
企画展示室
参加費
無料 ※共通観覧券か特別展観覧券が必要

関連講座

2026年10月4日()13:30~15:00

楠 寛輝 氏(松山市教育委員会)「四国の城郭石垣」

2026年10月18日()13:30~15:00

井上 淳(当館学芸課長) 「屏風や絵図から読み解く松山城の歴史」

2026年10月24日()13:30~15:00

西村 直人 氏(松山市教育委員会)「三之丸跡の発掘調査成果~門と土塁を中心に~」

2026年11月22日()13:30~15:00

井上 淳(当館学芸課長)「松山城下町について」
「バスツアー」

2026年11月7日()9:00~17:00(予定)

井上 淳(当館学芸課長)「松山城三の丸と松山藩主の菩提寺を巡る」

主催等

催:
愛媛県歴史文化博物館
援:
  • 愛媛県市町教育委員会連合会
  • 愛媛新聞社
  • NHK松山放送局
  • 南海放送
  • テレビ愛媛
  • あいテレビ
  • 愛媛朝日テレビ
  • 愛媛CATV
  • ケーブルネットワーク西瀬戸
  • 八西CATV
  • 西予CATV
  • 宇和島ケーブルテレビ
  • FM愛媛
  • FMがいや