歴博について

ごあいさつ

 愛媛県歴史文化博物館は、愛媛の歴史や民俗に関する様々な資料を収集し調査研究のうえ、展示により紹介したり各種普及啓発事業を通じ、県民の皆様に歴史や文化を学ぶ機会を提供し、個性豊かな文化の創造に資することを目的に、平成6年11月に愛媛県東宇和郡宇和町(現 西予市宇和町)に開館いたしました。
 平成21年度からは民間の持つノウハウを活用して、維持管理コストの削減や運営の効率化を図るため、指定管理者制度を導入し、学芸部門は引き続き県が持ち、管理運営や普及PR活動は指定管理者である伊予鉄総合企画(株)が受け持つという愛媛県独自の方式により博物館の運営を行っているところです。
 施設面でも、平成22年3月に従来の体験学習室を「こども歴史館」にリニューアルして、昔の遊び体験や時代衣装を着ることができるイベントのほか、月替わりで様々なワークショップ・プログラムを用意して、小さい時から歴史や文化に興味を持ってもらおうとしています。
 また、平成24年9月からは、高い芸術性で国際的評価を得ている和紙彫塑家・内海清美氏が弘法大師空海の生涯を和紙人形群で表現した「密●空と海―内海清美展」を新しく常設展示しており、平成30年9月から名場面集に展示更新しています。
 さらに、年4回程度の特別展・企画展を開催するとともに、歴史文化講座や講演会はもとより季節ごとにイベントを開催し、大人から子どもまで幅広い層の方々に、歴史や文化に親しんでもらう取組みを行っています。
 今後も、指定管理者と連携して、来てよかった、また来たいと言われるような博物館にしていきたいと考えておりますので、引き続きご理解とご支援を賜りますようお願いいたします。

愛媛県歴史文化博物館長

中期運営計画

  • 当博物館では、県民の歴史や文化に対する生涯学習ニーズに応え、当館の設置目的を効果的・効率的に達成するため、中期運営計画を策定しております。